餡子の歴史は日本の歴史?

餡子の歴史

"餡子"と聞くと、饅頭やお団子の定番として古くから日本の御菓子の代表です。
この餡子の原料となる小豆の歴史は古く、遡ると弥生時代にも小豆は存在していたといわれています。
もっと詳しく餡子の歴史を紐解いてみると、餡子や小豆といった文化は中国から輸入されたといった考えもありますが、先ほども言ったように、弥生時代の古墳に小豆の炭化したものが見付かっていることから、日本にも小豆が存在していたことを証明している。実際、小豆と同じ種の植物は日本に存在しており、これが日本独自に存在していた物の証拠でもあると言える。

小豆を使った餡子で、定番の御菓子は饅頭や団子ですが、これらの饅頭や団子に使われている甘い餡子は、最初から甘いものだったわけではありません。

これにも諸説あるようですが、一番古いもので、聖徳太子が餡子の入った御菓子を好んでいた、なんて話もあります。しかし、これには問題があって、餡子の原料である小豆は比較的に手に入りやすいのですが、もう1つの原料である砂糖が昔は高価なものでした。

今でこそ、砂糖はスーパーに行けば簡単に購入することの出来るものですが、昔では砂糖を買うことが出来るのは裕福な人、それこそ日本では皇族などの一部の人しか食べることが出来なかったもののようです。

そのためか、甘い餡子が使われる御菓子が一般大衆に広まったのは、明治以降の経済が一定の成長を見せた時代であり、甘い餡子を使った御菓子の歴史はまだ数百年しか経っていないとも言えるのです。

最近では、若い人には餡子が苦手という人も多くなったようですが、何かお祝いがあれば住んでいる町のご婦人達が集まって甘い餡子を使った御菓子やおはぎといった団子を作ってもらい、食べたことがある人もいるでしょう。

ここでは、餡子の歴史、そして餡子が今の人にも人気のお菓子になるための工夫などを紹介していきたいと思います。